2017年6月20日火曜日

サトイモ湿布の体験レポート【顔のシミに効果はあるのか?】①

【里芋の湿布】って聞いたことがありますか?

ウエルネス操体法の勉強会では、医療関係者、スポーツ指導者の方など、ウエルネスに携わる専門家の方々にお会いする機会も多いです。
私はそこで、里芋の湿布って抗酸化作用がスゴイ強いんだよ、と教えていただきました。

「20~30代はダイビングばっかりしていたし、海外の南国に長く住んでいて死ぬほど紫外線を浴びてきた。だから、シミがエンドレスで出てきます。(涙)
フォトシルクで費用と時間をかけて一時的にはシミが目立たなくなっても、2、3年で戻ります。もう手段がないのかなぁ?」
…とボヤいていたので。

調べてみたら、日本に古くから伝わる民間療法、通称イモ湿布。
鍼灸院などでケアを施しているところもあるようです。


一般に知られている効能・効果は多様

<要点をまとめると>
◎現代医学や化学薬品では治らない or 原因が判らないとされている疾患全般への効能が期待されている

◎自然派、自然の摂理を重視する人々に支持されている

◎とにかく安全、体に害がないということは確実である

<効果・効能があると言われている疾患例>
ガン(すべてのガン、初期症状、末期症状の緩和など)
乳腺炎、婦人病関係の全般
胃腸系の疾患の痛みや潰瘍、盲腸炎、喘息、通風、腎炎、関節炎、打ち身など

<サトイモ湿布のデータ検証が無い…>
里芋を食して、健康的な影響とか、栄養素については明確なデータが沢山あり。
サトイモ湿布については、効果の根拠、分析や臨床データがネット検索では見当たりませんでした。
民間療法だから、東洋医学だから、そんなのは良くあることだ。知りたいけど。
でも、でも、自然のもの素のものだから、体に悪影響は無いことだけは確かだ!
ダメ元で試してみよう、おもしろそうって思う結論に至りました (^_-)-☆


じゃあ、体験してみよう!
サトイモ湿布については、ネットで調べると色々な準備方法が載っています。
詳細は割愛、興味ある方は検索してみてください。
私は痛みに苦しんで一刻を争う状態ではなく、興味心から実践してみよう感が強いので、一番お手頃な、水を入れてまぜるだけの里芋粉を購入してみました。

体験の前提とルール
●体験者
…私自身、40代前半の女性

●疾患とパーツ、体験目的
顔全体のシミ、紫外線による老人性色素斑
 シミのレベルは、平均よりかなり多め、目立つ。

●使用するもの、使用方法
市販の里芋粉1袋(700グラム)
 (原材料:小麦粉、里芋粉、珊瑚カルシウム、生姜粉末)
 これを使い切るまで続けてみて、レポートする。

 ただし、開始直後は使用方法を試行錯誤してみて、変動する場合もあり。
 使用頻度は、週に2、3回を目標にしています。

●特筆事項
メジャーな効果・効能では、顔のシミについては記述が見つかりません。
顔のシミにはどうやって使えばよいのか、チャレンジです。
もう紫外線浴びすぎて、エステや皮膚科でのフォトフェイシャル、ビタミン導入、シミ対策のコスメ、内側から変えるサプリ等々、色々試しても一時的な効果しか現れなかったので、ダメ元です。
自然のもので体に悪影響は無さそうだし、エステに行くよりコスパが良いですから!
果たして、効果はあるのでしょうか?


では、体験開始です

2019年6月20日 初回



① 開封しました。初めて手にします。
  手触りは小麦粉と変わらないような、ほのかにショウガの香り。

※生の里芋をすりおろしてサトイモ湿布を作る場合でも、サトイモの10%位の比率でショウガを使用するって書いてありました。
初めから入っているから便利。生の方が効きそうな気がしますが。

② マグカップに水を入れて溶きます。
  里芋粉は少し粘りがあるって読んだような気がするけど、そんな粘り感もなく。
  天ぷらの衣みたいです。
  顔につけても流れ落ちないような適度なゆるさを心がけて。

③ 顔全体に塗布します。
  今回は初回で、肌感覚も知りたかったので、直接塗ってみました。
  直接なんて、かなりのチャレンジ。
  薄く全体に伸ばして、でも流れ落ちませんでした。
  
10分経過したぐらいの写真

④ 経過

3分…流れ落ちないか、しっかり塗れてるか気になる。
   やっと肌になじんできた。
   そしたら、頬と目の周りがジリジリして、熱くなってきた。
   ヤバッ、直接肌に塗るのは刺激が強すぎたか、炎症するかも。
   このジリジリ感、なんか知ってる?と考えてみたらショウガだ!
   食べた時と同じホットな感覚が肌で起こっているんだと気づいた。
   それなら炎症じゃないね、と一安心。
  (私は仕事でアロマ、漢方もやってますが、ユーカリに反応して炎症する)

※顔の例は見当たらないですが、一般にサトイモ湿布はさらし等に挟むことで、直に肌に触れず、厚みがあって長時間乾燥しにくいようにする、肌に貼っている時間が数時間ほどで長い方が良いとされている。  

10分…ちょっと粉が硬めになってきた。流れ落ちる心配はなく、良い感じ。

20分…かなり乾いてきた。顔が突っ張る感じ。
    もうショウガの浸透も落ち着いたのか、ジリジリした感じは消えた。

30分…完全に乾いた、カピカピだ。
    試しに笑ってみたり、タコのような口にしてみた。↓写真。
    アゴが!梅干し婆さんの皺にもならないくらい硬すぎ、笑えます。
 
タコの唇にしようとしたら硬すぎて無理(笑)

④ 洗い流す。
  カピカピになった天ぷらの衣と同じ、こびりついて水分含ませないと落ちにくい。
  そう、まずは顔全体に水分を含ませて、ふやかす必要あり。
  そしたら後は、比較的簡単に洗い流せた。
  髪の生え際、産毛に絡みついたものが落ちにくいよ。

⑤ 肌の調子は、少しはツルツルしているような気がする。
  心なしか、シミが浮いてきたような?気のせいか?まだ1回目だし。
  今後は試行錯誤していこう! 
  ジリジリ感じてからの、肌のヒリヒリ感はないけど、頬がちょっと赤くなった。
  ショウガ自体も血行促進効果があるからかな。



<今日の反省と考察>

●次回のチャレンジ
〇肌に炎症が起こらなければ、また直接に肌に塗布しよう!

〇乾燥するまでの時間が長くなるように、ラップでカバーしてみたら良いんじゃない?

〇水を変えてみたら、どうなんだろう?炭酸水とか?次回以降のチャレンジに。

注意点&気づいたこと
・今は梅雨時期、特に粉は菌が繁殖しやすいから冷凍庫で保存。

・湿布というかパック後の洗顔は、キッチンのシンク方が良さそうです。
 そして、眉毛、マツゲ、鼻の穴に入り込んで取れにくいので注意!
 できれば、この後にお風呂に入りたい気がします。

・肌の弱い人は、直接肌に塗布しない方が良いと思います。
 生のサトイモすりおろしより、市販の専用粉の方が成分と刺激は弱そう。
 効果を狙って肌に塗布してみたけど、それでも皮膚の敏感な目の周りとかは要注意。

ではでは、続きはまた✋
by さな

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