2019年11月20日水曜日

仕事中にウエルネス!足のむくみケアStep2先ずはココをチェック!

仕事中にウエルネス!足のむくみケア
Step2
先ずココ!ですよ。

前回に続いて。
足のむくみを自覚するのは、ほぼ膝下でしょう?
体の先端、足先から、リンパ液は上へと昇って心臓に戻っていかねばなりません。
そこで、戻り道で邪魔するものを排除してしまえば、よりスムーズに流れていくという論理的な改善策。膝下のむくみを感じている時、ほとんどのケースで、膝の少し上の内またにある『血海』というツボ、およびその周りがゴリゴリに硬くなっています。
そのツボを刺激して調節したり、その周りの筋肉を緩めたら、膝上の障害が無くなって膝下からスーッと上に流れやすくなる、当たり前ですよね?

『血海』は足の血流をコントロールする重要なツボであり、そのあたりの筋肉はゴリゴリに硬くなりやすくて血流もリンパの流れも阻害する原因です。
これが強い限り、いくら自分でふくらはぎをモミモミしてもブロックされているようなもので、効率的にムクミが流れていかないのです。
だから、始めに、先ずはココ!をチェックしてみてください。


『血海』という経絡(ツボ)に注目!

位置:  太もも内側、やや前寄り。膝の皿から指3本分くらい上にあり、足を伸ばしたときにできるくぼみの上端にあります。

押す: 押すと血海のポイント、およびその周りがゴリゴリと硬くなっているのが判りやすい。
血海をピンポイントで押すと、痛みを感じる。疲労度により強い痛みを感じる人もいる。

刺激方法: 血海を親指の腹でピンポイントに、3-5秒間押す、2-3秒間離すを数回繰り返す。
または、その周辺の硬さが目立つ、広範囲で硬い、痛みが強い場合等は、もっと広い面積で押す方法も効果的です。手の平の一部で押したり、拳でぐりぐりしたり。ブログ画像

さあ、始めに障害を取り除いたら、次は足の甲とふくらはぎのリンパ液を流す方法です。
次に続く!

#仕事中にウエルネス #リンパ #血海 #足のむくみ #冷え性

仕事中にウエルネス!足のむくみケアStep1リンパ液って?

仕事中にウエルネス!
【足のむくみ】自分で仕事中にできるケアを挙げてみようと思います。

今回、Step1)と記しているのは、【足のむくみ】には原因があって、ドコがドウなれば解消されるのか?
ナルホド!と納得し、順を追って、実践していただけたらと思うからです。
やみくもにセルフ・マッサージをするのよりも、効果的なセルフケアあります!

Step1) 何で足がむくむのか?まずは、その仕組みを認識してみましょう。

ムクミの原因はリンパの流れです。
リンパとは体液、水分で、心臓から体の末端まで行きつき、また心臓へと巡ってきます。
血流の巡りとの大きな違いは、血流が心臓のポンプで強力に押し出されて循環しているのに比べ、
リンパの流れは、近くの筋肉が動いた反動を利用してリンパ管内の弁が収縮する仕組みで流れていることが主です。ですから、リンパの流れは非常にスロー(常態で平均1時間に20センチ程度)です。

足先へたどり着いたリンパは、また上方向へと昇って心臓に戻ります。
戻る道のりを考えると、元々巡るパワーが強力ではないリンパは、体の下部(足先など)で停滞ぎみ、特にパワーダウンしてくる午後から夜、長時間同じ姿勢で過ごした後は特に停滞しやすくなります。

仕事中は立ち仕事、またはデスクワークで長時間座っていますよね?

立ち姿勢では、足先から心臓まで、リンパが昇ってくるのは、なかなか大変です。
デスクワークで座りっぱなしだと、下から上へ第一関門はヒザ、第二関門は股関節と、90度、90度に折れた山まで越えなくてはなりません。

この足のむくみ、自分で実感するのは、なんか夜になって靴が窮屈になってくる-。
足の甲とか、ブーツはいててふくらはぎとか。
靴下の後がくっきりついて、なかなか消えない。
帰路ではもう疲労困憊、足も重く感じるー等々。。。

そこで、むくみを感じるのは、(ほとんどの場合)膝下だ!って気づいてますか?
そりゃあ太ももよりは、膝下の方が足先(体の先端)には近いパーツですけどね。
だったら、そこを意識してケアすれば、より良いんじゃない?
Step2)に続きます。

#むくみ #冷え性 #デスクワーク #仕事中にウエルネス #リンパ #マッサージ #セルライト

カラマンシー?シークァーサーと比較


最近流行っているオシャレな酢、美酢。ミチョ。

韓国発、体によいお酢シリーズ、初めて見たフレーバーが気になって買ってしまいました。

ブログ画像

カラマンシー、初めて見たのは私だけ?
何で気になったかというと、聞きなれない名前だし、見た目はシークァーサーに似てるから。
やっぱり漢方とか勉強してると、どこ産?効能は?
見た目が似ている薬用植物と何が違うの?
などなど、気になります。

そして、母がこの美酢を気に入っているようなので買って帰ろう。シークァーサーと似てるから、同じように、抗認知症成分も含まれてるとよいなあ、と思いました。
母は70才、いつまでも美しく、だけど、それ以上に認知症にはならないで、ずっと楽しく過ごせたら良いね。

シークァーサーと比べてみると。

1)味:
似ています。酸味が強い。

2)成分:
シークァーサーには、坑認知症の成分、ノビレチンが多量に含まれています。
カラマンシーには、多量のビタミンC(シークァーサーの7倍くらい)が含まれているのが特徴、美容に良さそう。

ノビレチンは坑認知症の成分、認知症の予防として最近研究が深められている成分で、柑橘類に含まれています。
中でもシークァーサーの含有量が飛び抜けています。
カラマンシーには微量しか含まれていないらしいのですが、データを見つけられませんでした。

3):産地
シークァーサーは、日本の琉球諸島と台湾に自生する。

カラマンシーは、「マンダリンオレンジ (Citrus reticulata) 」と「キンカン (Citrus japonica) 」を人工的に交雑させて生まれた。かなり昔から存在するため、いつ頃、どこで交雑されたか、詳細不明。
現在ではフィリピン、東南アジアで広く栽培されている。

私的な感想。
味は似ているけど、成分は違うんですね。
私はシークァーサーの自然のパワーを信じて取り入れたいな、そして、認知症の予防に効果的だし。
認知症にならないための食材、漢方とのつきあい方の理想、未病ってことだ!
これは40代、50代から心がけることが大切らしい。
その次に、カラマンシーのビタミンCも欲張りたいかな。

#漢方 #薬膳 #未病 #シークァーサー #美酢 #カラマンシー #ミチョ #ノビレチン #カラマンシー

『さなさな』の『SANA』と「美しい人」

今日は、数年ぶりにご連絡をいただいたお客様がいました。
私が独立する前から都心のサロンで担当をさせていただいており、テレビ界で活躍されている女性です。


急に「美しい人とは」という話になりました。
その方は年齢が30代後半で、シャキッとした、凛としたイメージの綺麗な女性だと私は思います。
仕事関係でモデルや女優さんと接する機会も多いようで、そういう環境から、「美しい人」について思うところがあるらしく、最近よく考えてみたそうです。

外見だけでなく、どちらかというと内側からあふれてくるパワーによって、より人々を惹き付ける。魅了している。
そして、心体ともに健康的な美しさであること。

最近は外見をリカバリーすることに目を向けたアンチエイジングのエステに通っていたけど、それって自分が思う「美しい人」になれてるのかな?と。

それで、やっぱり漢方アロマの論理や目的とかが理想なんじゃないかなと思ったそうです。そう感じていただけると、とても嬉しいです!

ちなみにサロン名『さなさな』の『SANA』という響きには、スペイン語で「心身ともに美しい人」という意味があります。
他の言語では「光輝くもの」「希望」など。
そんなサロンが私の目標なのです!

#漢方アロマ #アンチエイジング #未病 #薬膳

2019年11月15日金曜日

11月は立冬、冬至養生、暖めよう!

こんばんは。
そろそろ冬の気配。
11月上旬から中国の暦では『立冬』。
本格的な冬、自然界では生命パワーが立春(2月後半)まで休眠する季節です。
この時期、特に女性は冷えに気を付けることが大切です。

そして、このスローな自然の流れを上手く利用して『冬至養生』、体に鋭気を蓄える時期にもできるんです。
できるかどうかは、アナタ次第!!!
なんてね(*^^*)

あったかいヌクヌクのホットストーンはいかがでしょう?
とにかく気持ちよいし、体にも良いです。
先ずは初回の方のために、さらに期間限定スペシャル料金になっているコースをお試しください!
ヌクヌクホカホカですよー。

#ホットストーン #中医学 #温石 #立冬 #冬至養生

2019年11月12日火曜日

秋色の空気とお花

秋から冬へ。
これからグッと冬らしくなるのかな?
寒い((( ;*Д*))) 手足も冷えてくるね。

それでも、秋の朝、冬になりきる前の、凛とした空気が、とても好きです。

秋色の花が目について、思わず買ってしまいました。
どうかな?秋から冬への香りがするかな?


#冷え性 #むくみ

2019年11月11日月曜日

漢方アロマコースの同窓会

2019/11/10(日)
日本薬科大学
漢方アロマコースの同窓会
私たち三期生の出席率が良かったです。


中国茶の勉強会、とても楽しかったです。
情報が沢山すぎて、簡単には書けそうにない。

#日本薬科大学 #漢方茶 #中国茶 #漢方アロマ

2019年11月10日日曜日

薬草トリビア★ジャスミン茶は、自然の奇跡の滴だ!

今日は日本薬科大学の漢方アロマコースの同窓会に参加しました。
同期に中国茶の専門家の方がおり、その方のお話を楽しくうかがいながら、試飲もしました。

その中で、漢方アロマでも使用している『ジャスミン』は特に興味深かったので、『ジャスミン茶』について、そうなんだ!トリビアを書きます。
ちょっと感動しました。

ジャスミン茶とは・・・緑茶に新鮮なジャスミンの花の香つけしたお茶。
        ・・・緑茶の甘味や清らかさ+花の香りのハーモニーを楽しむ花茶。

下記の写真は本日テイスティングしたジャスミン茶で、『ジャスミンパール』。


【ジャスミンパールの特徴は】

・・・一芯三葉といって、茎の部分から葉と共にカットしたパーツを使用。
写真の下の図が、丸まった一芯三葉が開いた状態。
葉だけと比較して、茎の部分の茶は長い時間置いても苦みが出にくい。

★これは香りづけの工程をした後で、1つずつ手で丸めるんだって!
玉の大きさは6、7ミリぐらい、手のかかる作業だ。

・・・薫香6回(緑茶に香りづけを6回する)
ジャスミンだけでなく、ジャスミンパールには玉蘭(くちなしの花の仲間)の花の香りづけが加えられており、より甘く、混合した香りを楽しむことができる。

★本当だ!ジャスミンシルバーニードルという一般的なタイプ(芽の部分を使用、丸めない、玉蘭を使用しない)のジャスミン茶と比べると、香りが違うのが明確。
コンビニで売ってるペットボトルの、一般的なジャスミン茶と比較すると、香りが違う!

→→→ジャスミン茶の花の特徴は:
★★★夜に花開く。花が開き始めて香りを出し、開き終わると香りを出さない。
つまり、その短い瞬間のチャンスを狙って、香りづけの工程を行わなくてはならないということ。

1) 現地のジャスミン農家は、今夜花開くジャスミンを選別して、夕方になる前に一斉に花の蕾の少し下の茎から刈り取る。

2) そして、ジャスミン花は蕾の状態でマーケットへ出荷される。

3) ジャスミン茶製造会社が花をゲットし、夜10時ころ(季節によって時間が前後するらしいが、取材時は秋で夜10時ころであったそう)から開花が始まるように、花を適度に温めてコンディションを整える。

4) ジャスミンの花のつぼみが開き始めたら、香りが出始める。その瞬間を逃さずに、一気に茶葉の上にジャスミンの花を敷き詰める。

5) ジャスミン茶の花の敷き詰め方、温度、空気の交ぜ具合、そして、茶葉とジャスミンの花を混ぜ合わせるテクニックは企業秘密があるそうだ。
花が開き始めて、香りが出てきた瞬間から、約4時間の香りづけ作業をする。

6)朝方、混ざり合っている茶葉とジャスミンの花を振るい分ける。

7) 薫香、香りづけ6回。この作業を6回も繰り返す!!!

あの印象的なジャスミンの香りって、花が開き始めてから完全に開花するまでの間だけなんだ!しかも、夜に開花するんだ!
これから咲くぞー!って、生命の一番の輝きパワーが凝縮されてるんだ。
なんか神秘的だなぁ。
そんな自然の小さな奇跡、神秘の瞬間を捕らえて、閉じ込めた香りとパワーが、ジャスミン茶なんだな。
それを6回も繰り返すんですよね!?
ちょっと感動した ( *´艸`)
コンビニで(作る工程は多少違えども)、あんなお手頃価格でジャスミン茶を買って良いのでしょうか???

同様に、私の自慢の漢方アロマ、大人気の『ジャスミン』の香りも、こうやって小さな自然の奇跡の瞬間に集められて形になっている、宝のような滴なんだな。
凄いことなんだな、アメイジング!!!
ぜひ、『ジャスミン』の漢方アロマ、体験してみてくださいね!

#ジャスミン #漢方アロマ #ジャスミン茶 #漢方 #日本薬科大学

薬草トリビア★クソニンジン(3)中国の歴史、深すぎ!

薬草トリビア★クソニンジン(3)
中国の歴史、深すぎ!

クソニンジンから、マラリアの有効性分アーテミシニン抽出の成功まで

1960年代から1970年代にかけての文化大革命の時期、科学者たちは毛沢東思想により最下層の階級とみなされていました。
この頃、中国の同盟国である北ベトナムは、南ベトナム・米国とベトナム戦争中で、マラリアによって多くの死者を出していました。また、マラリアは中国南部の海南、雲南、広西、広東でも主な死因の一つでした。
そんな歴史背景の中、1967年5月23日、毛沢東はマラリアの新薬開発の秘密プロジェクトを命じ、トゥ氏がリーダーとなりました。

トゥ氏(当時39才)は、中国の伝統的な薬に注目し、2000以上の漢方薬草を試す中で、1つの薬草に出会います。
それがキク科ヨモギ属の青蒿(セイコウ:Artemisia annua、クソニンジン)でした。

ところが、坑マラリアに有効な成分が含まれていることが判明した後、その成分を安定して抽出することが難しく苦戦していました。
それを救ったのが約1700年前の古書『肘後備急方』の「セイコウを水に浸して搾り取った液を飲む」という一文でした。
この解説はマラリアのこと、現在とは名称が違う漢方植物はセイコウのことを指しているのではないか?
それならば、成分の抽出方法も書いてある通りに試してみよう。
現在では、より純度を高い成分を得るために、水蒸気蒸留法や煮詰める方法が一般的に用いられています。
加熱によって成分が変化してしまうのでは?と考え、古書の通りに試してみたら大成功!

1700年前の漢方の知識で、すでに判っていたなんて凄い!
恐るべし中国の歴史、漢方の歴史と思いました。

この坑マラリア薬のアーテミシニンは、従来のものと比較して、副作用が小さく、薬に耐性を持つように進化したマラリア原虫にもパワーを発揮するという特徴も、また凄い。

しかしながら、アーテミシニンに耐性を持つマラリア原虫も最近出てきたという。。。
こういうことも含め、薬草、生薬、漢方って、それを研究実証してきた中国の歴史って、深いなあと思います。

『クソニンジン』、けっこう原っぱとか、近所で自生しているかもよ?
そーんなに臭くないから(私の感覚では)、見つけたら香りを感じてみては?これが何十万人もの人々の命を救ってるんだと思うと、感慨深いかもね!

#漢方 #ノーベル賞 #クソニンジン #生薬 #薬草 #トゥ ヨウヨウ

薬草トリビア★クソニンジン(2)ノーベル賞とった!

薬草トリビア★クソニンジン(2)ノーベル賞とった!

『クソニンジン』という薬草。
現在では日本国内で野生化し、広域に自生するという。
けれども、『クソニンジン入りの○○〇』とか、薬品、薬用製品としても一般生活の中では聞いたことがなかったので、薬用としては、そんなに重宝されていないのかな?と思っていました。

ところが、2015年に『クソニンジンの研究成果』がノーベル賞を獲ったというニュース!

2015年 ノーベル生理学・医学賞・・・マラリア治療薬を研究・開発した功績
 トゥ・ヨウヨウ氏
 1930年生まれ

★中国人で初の生理学・医学賞の受賞者、アジア圏では同賞初の女性受賞者
★漢方、生薬、および東洋医学にかかわる分野において、初のノーベル賞!
★「三無科学者」と呼ばれる境遇での受賞。
大学院に進んでいない、海外での教育・研究経験が無い。中国のトップ機関である国立研究機関に属していない。国際的な研究者としては、恵まれた環境とは言えない中で長年研究を続けてきた功績であった。

【そんなに凄いの?】
 以前はクロロキンやキニーネと言ったマラリアの治療薬剤が使用されていましたが、両方とも副作用が非常に強く、それらに耐性を持つマラリア原虫が増えてきたこともあり、マラリアが減りませんでした。
1960年代後半にマラリアの特効薬開発を命じられたトゥ氏は、中国の伝統的な薬に注目し、様々な薬草を試しました。
そんな中で、キク科ヨモギ属の青蒿(セイコウ:Artemisia annua)=クソニンジンを見つけるのです。
そして、1972年、青蒿からマラリアに効力のある「アーテミシニン(Artemisinin)」の抽出に成功しました。

抗マラリア薬への耐性があるマラリア原虫にも効力を発揮し、また副作用が低いアーテミシニンは、中国内では1980年代から使用され、効能が注目されていました。
ところが、政治的な背景から世界保健機構(WHO)に認可されたのが2000年、本格的に使用され始めたのが2006年と、世界中で多くの命を救い始めるまでに30年近くもかかってしまいました。

しかし、アーテミシニンがマラリア治療に加わったことで、
現在では死亡率が20%下がり(子どもでは30%)、
アフリカにおいては、毎年10万人もの命が救われているそうです。
(ノーベル財団のプレスリリースによる)

(3)はその発見につながる背景について、続く!

#クソニンジン #マラリア #トゥ・ヨウヨウ #ノーベル賞 #漢方

2019年11月8日金曜日

薬草トリビア★クソニンジン(1)そんな名前?!

『クソニンジン』 という名前の薬草があります(≧∇≦)
初めて聞いた時、ちょっと衝撃!?、そんな名前でいいんですかっ?て思いました。

葉っぱがニンジンに似ているけれども、グングン伸びて1、2mほどの背丈にまでなる。
(価値の高い)ニンジンじゃないんか~い。
ヒョロっとしなやかな、長い茎。
臭い強烈なにおいも特徴的。
それで、クソニンジン!って名前らしい。
かわいそうなネーミング、そしてインパクトあるね。

ところが、ところが、こんな名前だけど、本当はすごいパワーを秘めていて、ノーベル賞とってしまうのね。
このクソニンジンが!
ビックリです。


この写真は2018年10月末に薬草園で撮影したものなので、もう青々とした時期を過ぎてはいます。

中国名:黄花蒿
英名:sweet annie, sweet sagewort

キク科ヨモギ属の越年草、2mほどの背丈にまでなる国内最大級のヨモギ属。
ニンジンの仲間ではありません。

江戸時代以前に中国から生薬として渡ってきて、広く国内に拡散、自生している。
漢方では、清熱・解暑・退虚熱の効能があるとされる。
でも、クソニンジンは、もっともっとすごいんです!
(2)に続く。

#クソニンジン #漢方 #ヨモギ #ノーベル賞

2019年11月4日月曜日

薬草トリビア★ケツメイシというグループ名

『ケツメイシ』といえば?
男性4人組の音楽グループって最初に思い浮かべる人も多いはず。
代表曲の「さくら」はあまりにも有名。
2005年にリリースされた曲ですけど、時代に関係なく桜の季節には聞きたくなっちゃいますよね。
『ケツメイシ 決明子』とは、古くから中国で使われる薬草の名前、それに由来する名前だって知ってましたか?

決明子 ケツメイシ
ケツメイシ 決明子とは、古くから中国で使われる薬草の名前。
下剤として漢方でも使われています。

メンバーのうちお二人が薬科大出身、薬剤師の免許も持っていることから、
薬草の効用にちなんで「全てを出し尽くす」という意味が込められているという。
でも、意味は後付けで、『ケツメイシ』という単語の音にインスピレーションを受けて付けたなんて説も聞いたり。
確かにイアンパクトあるし、覚えやすい名前だなって思いました。ナルホド!

#ケツメイシ #エビスグサ #さくら #薬草トリビア

薬草トリビア★立てば芍薬???


立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花



【身近な薬草】という講義で聞いたトリビアです。
漢方薬にも使用されている周りの薬草、やはり親近感がわいて、興味津々。
そうなんだ!、意外~ってこと等も伺うことができ、とても新鮮な気付きとなったと感じます。

そして冒頭の、立てば芍薬・・・の話となります。
これは美人を形容する言い回しだと思っていましたが、元々は生薬の用い方を言っているのだそうです。

【立てば芍薬】
・・・【立てば】は、イライラして気が立っている女性を意味する。

【芍薬】白芍は、鎮静、鎮痛、ストレス潰瘍予防、血圧降下...等の作用がある。

【座れば牡丹】
・・・【座れば】は、座り込む女性を意味する。
【牡丹】牡丹皮は、駆於血(中医学で、腹部に血液が滞った状態のこと)作用、消炎、鎮静...等の作用がある。
婦人病や下腹部、下肢、腰部の化膿症に用いられる漢方に配合される。

【歩く姿は百合の花】
・・・ゆらゆら、ナヨナヨとしている女性、シャキッとしていない、心身症のような状態を意味する。

【百合】ユリ根は、栄養、強壮、鎮咳、消炎...等の作用がある。

 えっ!そうだったんですね、私は初めて知りました。
皆さんはご存知でしたか?

 実は我が家にも芍薬があり、6月ごろに咲いてくれます。
華やかな大輪でありながら、スクッとした立ち姿が凛として好きです。
来年は、また違う目線で愛でることができそうです !(^^)!

#薬草トリビア #芍薬 #牡丹 #百合 #更年期 #婦人病 #女性ホルモン

漢方アロマを看護師、美容師、調理師の皆様へ。

看護師、美容師、調理師の皆様へ。

いわゆる師業の皆様より、沢山のご愛顧を賜っています。
感謝を申し上げるとともに、ちょっとPRさせていただきます。

師業。。。プロフェッショナルな技術と知識を使用する仕事。

共通点としては:
強い緊張感、気を張り詰めている
ストレス
手や腕を使い、繊細な作業も多い
立ち仕事が長いブログ画像
その他に、漢方に興味を持っていただきやすい仕事の環境があるからかな、と思います。
お仕事柄、自然素材、医食同源、薬膳、オーガニックやウエルネスなど、日頃から親しまれている、身近に感じている方も多いからだと思います。


『さなさな』のアロマ漢方は、100もの漢方の植物素材のエキスから、体調に合わせて10~20種類をオーダーメイド・ブレンドします。
こんなに細やかなケアが可能なのは、バラエティーが豊富で、東洋古来からの積み重ねられてきた叡智がバックグランドにあるから!

それに、体の外からは私の手による施術で、ハンドパワー!(* ´艸`)
体の内部からは、肌から浸透→血流によって巡る→体内へ吸収されるアロマ漢方が、頑張ってくれるはず。
体の外と内側からWアタック!相乗効果パワーが期待できます。
だから、慢性疲労にも強いのです。

体にポジティブでないわけがない!
看護師、美容師、調理師、デザイナー、アーティストの皆様、是非お試しください。
お待ちしております。

#看護師 #美容師 #慢性疲労 #ストレス #漢方 #オーガニック #調理師 #医食同源
#薬膳

柏駅西口 ご近所の皆様へ。

先日、『さなさな』のすぐ近くにお住いのお客様にご利用いただきました。
本当にご近所さん。
お越しいただいて、とっても嬉しいです、ありがとうございます。
その理由を書きます!

柏駅の西口より徒歩10分、私的には徒歩8分!
住宅街で落ち着いた環境、すぐ近くに公園と緑地保護地区があり、光りが眩しい!
風が爽やかな地です。
駅から適度に歩きますけど、この環境は風水的にもとても良いとのこと、風の香りがお気に入りです。

さてさて、なぜご近所さんにご利用いただいて、そんなに嬉しいの?
(もちろん、お客様皆様のご利用はすべて嬉しいという前提ですよ。)


それは、私が魅力と特徴としてプッシュしている『ホットストーン』のメニューが多いから。
翡翠のホットストーン、漢方とリンクして東洋医学っぽいでしょ?
体への温度の伝わり方、感じ方が、一般的な黒い玄武岩と比較して、すごく優しいと思うんです。
そして、保温の持続力も高くて、筋肉を和らげる役目はもちろんのこと、ヌクヌクの心地よさ・気持ちよさが高いんです。
リラックスできる、気持ちよく感じながら時間を使うことって、効果や効能だけじゃなくて、とても大切なことだと思うから、私は翡翠のホットストーンを(なかなかの破格で( ;∀;))プッシュしているんです。
そしたら、当然ウットリふわふわな気分になって寝落ちしたくなっちゃうでしょう!
私なら施術後そのまま寝入りたい!という個人的な思いから、
ご近所さんなら気軽にさっとスッピンでお越しいただいて、すーっと帰って、夢見心地のまま、眠りに入るなんて、最高じゃないか!と思うわけです。


それから、漢方って、自分の生まれつきの体質と、現在の体調を併せて、日常的に継続してケアすることが理想の目的だと思うのです。
それは、つまり、『未病』ケアに使われることが1つの理想ってこと。
それなら、気軽に、身軽に、さっとお越しいただける環境って、一番良いですよね!

皆様大歓迎ですが、柏駅近郊の方、アロマ漢方って何だろう?って気にかかっていましたら、ぜひ、お気軽にお試しください。
#柏駅 #高島屋 #柏駅西口 #漢方 #アロマ #整体 #未病

冬の養生『ブラックトルマリン石のホットストーン』でパワーアップ!

 この冬は『ブラックトルマリン石のホットストーン』を体験してみませんか? ポッカポカの黒い石、鉄を含む濃厚な質感をホットストーンとして取り入れられたら。。。。ということで、なかなか入手困難な、マッサージに適したサイズのブラックトルマリン石を現地から買い付けいたしました。 この冬の...